群馬県みどり市東町沢入の、廃校になった沢入小学校の体育館と校舎2棟を借り、
沢入国際サーカス学校を開校できたのは2001年9月でした。

あれから満20年が過ぎ、2022年9月には、サーカス学校は沢入小学校から旧東中学校の体育館に移動することになりました。

過ぎ去った日々はあっという間とよく言われますが、振り返るまでもなく、
確かにサーカス学校の20年間はあれよあれよという間に過ぎていったような気がします。

この 20 年のあいだに、サーカスについての人々の考えかたや認識は、大きく変化してきています。そんな流れの中で、今後のサーカス学校の運営はどのようにあるべきか、今後も考えていかなければなりませんが、沢入国際サーカス学校は新しい校舎になっても、またサーカスに対する認識が時代とともに変化してきても、実は変わらない指導があるのではないか。それは、サーカスのテクニックを学ぶために、生徒一人ひとりがいかに自主性を身につけ、その自主性を大事に技を身につけていくか、それを指導することだろうと考えています。そのためには生徒各自の練習を見守ることがまず大切だと思っています。

新しい体育館からも素晴らしいアーティストが育ってくることを今後も願ってやみません。